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女子大4年生。5歳のころから書いている日記やメモから残しておきたい言葉を書きます。

【小説】たった一人の大親友(1)

ある日のことから、なみとめいの仲は崩れた。なみとめいは保育園からの大親友だ。学校では一緒に遊んだり、家に泊まりにいったり、なみとめいの仲は普通の友達より、ずっとずっと大切な存在だった。

しかし、小学5年生に進級してまだ1ヶ月ちょっと経ったある日、その事件は起きた。それは、めいがなみの家に遊びに行った時だ。なみの部屋で一緒に勉強をしていた時にめいがなみが1ヶ月かけて作ったジグソーパズルを少し触ろうとしたときだ。

「このパズル、お父さんから誕生日プレゼントにもらって作ったパズルなんだ!壊れないようにそっと扱ってね!」

「わかった!」

めいがジグソーパズルに手をかけた。なみに言われたことを忘れたように・・・。めいは壊れるなんて予想をしてなかった。そして・・・

「バッキーン」

パズルがバラバラになってしまった。なみはショックで言葉も出ない。めいは何度謝った。しかし、なみは答えてくれない。これがなみとめいの仲を崩した理由だ。

それからは、なみとめいはしゃべらなくなった。なみには新しい友達ができた。名前は、ななとなゆ。しかし、めいは友達を作ろうとしない。なみとのことがかなりショックだったからだ。めいは、なみに話しかけた。しかし、なみは口をきこうともしない。

これからこの2人はどうなってしまうのだろうか。

 

 

次に続く